働く女性の家庭での過ごし方や家庭についての考え方には結婚前と後では大きな違いがあるようです。
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未婚女性の場合、自分の自由な時間があるので家でまったりするもよし友人や恋人と遊ぶもよし好き放題です。しかし、結婚後は家事や育児で手がいっぱいで、仕事時間以外は殆ど家庭や子どもの面倒をみることになります。多忙な既婚者にとって休日は家でゆっくりと過ごす…なんてことが難しいのが現実です。
さらに夫の両親と同居しており、家庭に要介護者がいる場合は、子育て中の女性にとって家庭とは家族との交流の場であるよりはむしろ戦いの場である、ともいえるかも知れません。
仕事を持つ既婚女性が仕事を続けていくためには、家庭のあり方は大切な問題であると言えます。
家族、とくに夫の協力があってこそ円満で笑顔のある家庭を維持でき、継続して仕事もできる訳です。
そして、妻は家事や料理も完璧を目指すのではなく、適当な「手抜き」をすることで家族との過ごす時間が少しでも取れるように工夫をすることは必要なことでしょう。家族で外食したりミニ旅行や温泉を楽しんだりして家族団欒の機会を積極的に作り出すような努力も必要です。ときには夫と二人だけで過ごすことも仕事に追われているからこそ大切な一時となります。精神的な充実は肉体的な疲労も癒すことになり、仕事を持つ苦労も軽くなるのではと思います。家庭の仕事は女性一人で抱えるものではありません。特に共働きの女性に家事全般を押し付けるのは言語道断です。
周囲にちゃんと助けを求めて、自分の身は自分で守りましょう。